信州松本の地で
酒を醸す
密閉された部屋の中で造るなら、松本の地で造る意味がない。
初代が決めた“信州松本での酒造り”。
地元の水 地元の米 地元の人 地元の気候を使って
信州松本に誇る地酒をていねいに造り続けています。
[ 水へのこだわり ]
米の洗いから仕込みまで、一貫して日本アルプス山系の伏流水を使用。
当蔵敷地内に掘った地下62mの井戸から汲み上げられる地下水は、
夏でもひんやりとした水温15度の軟水。
大地で濾された清澄な水は、米の旨みを引き出す最も大切な要素となります。
水は酒造りの命です。
[ 米へのこだわり ]
日本有数の米どころ・長野の大地が育んだ数々の酒米。
地元の水に合う米は、やはり地元の米の他にない。
当蔵の代名詞となった「山恵錦」をはじめ、「美山錦」「山田錦」など、
仕込むすべての米は地元・長野県産米を使用しています。
[ 造りへのこだわり ]
酒造りは手造り。
松本が育んだ日本酒の伝統技法「寒造り」の技法を守り、
蔵人が代々繋いできた酒造りを活かすため、我々は必要以上の機械化はしません。
世の中の流れに逆らっていることは、十分理解しています。
機械造りには出せない“手造り”の味を追求していきます。
命の一粒。命の一滴。
酒質第一。
酒造りに近道無し。
一粒に命を込め、一滴に命を宿す。
あくまで米の旨みを引き出す、
そんな酒造り。
回り道をしながらも、
皆さまのお口に入る刻を夢見て
酒を醸し続けます。